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 2009年4月は知的財産分野、特に海賊版対策での動きが多く、ここに紹介致します。

 スウェーデンにてPirate Bayというファイルシェアのサイトがシャットダウンされ、その運営者の何人かは著作権保持者の権利を侵害したとしてそれぞれ100万ドルを支払うように命じられ懲役1年の判決を下されました(4月20日)。それと同時に、今年新しい機能性を導入したソーシャルネットワークであるFacebookもユーザによってそのプロフィールに貼られたPirate Bayへのリンクをすべてブロックしました。

 過去もNapster, Kazaaのようなファイルシェアリングのサイトが廃止させられた例はあるが、不正業者はbittorrentを使用した分布モデルを紹介し、その不正な行為を続けています。現在はフランスもPirate Bayのシャットダウンを進めているようですが、海賊版対策は厳しくなるにつれて、無料のファイルシェアリングの法律上で定められた提供が必要不可欠となってきます。実際、著作権保持者のクレームに対応しながらより柔軟なシステムを維持しようとしているGoogleは3月末にて大陸中国での110万トラックを含めた音楽ファイル無料ダウンロードを始めています。このようなアクションによって海賊版が無くされ、ファイルシェアリングは合法的な商売に変わると信じています。

 だが、Pirate Bayのシャットダウンは海賊版の提供者対策である一方、韓国、スウェーデン、フランスとデンマークでは海賊版のユーザに対しての法律での動きが見られています。

 韓国は4月に「3ストライク法」を採用しました(4月1日)。この法律のアクションは、音楽ファイルなどをダウンロード・アップロードしたインターネットユーザは3回警告受けて、3度目でも不正な行為を続けると、インターネット接続が切られます。スウェーデンも同様な法律が採用され(4月17日)、その2日後ファイルシェアリングをした不正使用者の2人が逮捕されました。一方、フランスでの著作権関連の「3ストライクHADOPI法」は導入されるはずだったが拒絶されましたので(4月9日)、新しい提案が検討中のようです。

 また、アメリカの新大統領オバマ氏の政権も先日、アメリカの最大の市場の一つである映画産業をめぐる著作権の保護を更に強化する対策を用意すると報告しています。

 ですが、やはりこのような活動を進めても、未端消費者である一般ユーザが満足できるような法律上のビジネスを立たせないと行けませんので、音楽や映画などのシェアリングを対象としたオープンソースや分布モデルなどを元にする多様な革新の出現が予想されています。

 上述のインターネット世界における海賊版へのダイナミックな対策はやはり政府もインターネットにおける権利侵害という問題により深い注目を当てるようになり、それを改善させようとの動きですので、cybersquattingやphishingなどに対する新鮮な中央集中対策が紹介されることが推測できます。

 ブライツコンサルティングではインターネットにおける侵害という問題をめぐる変化を全面的に監視し、対応チームを発足しております。ご心配な点があればお気軽にお問合せ下さい。

調査員:Ksenia Golovina

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